宮古旅2日目も絶景を求めて一日島をドライブする予定。
天気はあいにく曇り時々霧雨と残念な結果となりましたが、こればっかりは仕方ない。
負け惜しみですが、それでも十分絶景を堪能しました。
そして最終日は晴れ間も見えるまずまずの天気。最後にもう一度宮古ブルーの海を目に焼き付けてから帰阪。
またリベンジしに帰ってきます。
ドライブルート
ホテルを出発し、まずは与那覇前浜ビーチへ。来間大橋を渡って竜宮城展望台から綺麗な海を眺めたら、一路島の東端、東平安名崎へ。
ぐるっと島を横断して伊良部大橋を渡り下地島・伊良部島を一周して絶景ポイントをめぐり、この日の観光終了。
夕食は島おでんを頂きました。
与那覇前浜ビーチ
東洋一の白い砂浜 と言われている与那覇前浜ビーチ。白い砂浜が7Kmも続いています。
夕日の鑑賞スポットとしても有名です。
あいにくの曇り空だけど、海はとっても綺麗。小さな魚もたくさんいました。
来間島・竜宮城展望台
宮古島と来間島を結ぶ来間大橋は全長1690mで、周辺の離島と宮古島を結ぶ3つの大きな橋の中では池間大橋についで2番目に作られた橋。完成当初は農道として利用されていました。
その来間大橋と綺麗な海を眺めることが出来るのが小高い丘の上にある竜宮城展望台。
3階建ての展望台最上階からは来間大橋や与那覇前浜ビーチを一望することができます。
どんよりとした空の下でも珊瑚の織り成すグラデーションを楽しむことが出来ました。
宮古島まもる君
2019年2月現在、宮古島には19体の宮古島まもる君が設置されていて、全員が兄弟という設定だそう。
島でのドライブ中、10体くらいは確認できたかな?
まもる君を探しながらのドライブも楽しいですね。
東平安名崎
島の最東端にある東平安名崎は、日本の都市公園百選にも選ばれている国指定名勝。
全長約2kmにわたって細長く伸びる岬には絶景ポイントがたくさん。
1771年に起こった明和の大津波 で打ち上げられたと言われている「津波岩」と呼ばれる巨岩がゴロゴロ。
春には真っ白なテッポウユリが咲き誇るそう。
岬の先端には平安名崎灯台があり、見学できる灯台としては一番南端にある灯台となっています。
下地島・通り池
下地島にある「通り池」とは二つ並んだ池の総称。
水深が50mくらいある二つの池は地下でつながっているため、「通り池」と呼ばれています。
この「通り池」、実はダイバーにとっては憧れのダイビングスポットになっているらしく、「サーモクライン」 と呼ばれる水温の違う水が接してできる境界面では、水の色が青と緑のグラデーションとなりとっても神秘的だとか。
残念ながらダイビング上級者向けのコースとなっているので、初心者や体験ダイビングでは訪れることが出来ないようです。
下地空港17エンド
下地空港北側の外周に絶景の海が広がる17エンド。
干潮時にだけ現れる幻のビーチは宮古島でもトップクラスの美しさ。
もちろん、満潮時の海の色も絶景。
分厚い雲が広がる日でさえ、ミルキーブルーの綺麗な海が目の前に。
風が強くて海面が波立っていますが、とっても綺麗で見とれてしまいました。
グラデーションがとっても美しい17エンドの海ですが、残念ながら3月23日(日)以降、車は通行止めとなります。
2015年に伊良部大橋が開通して以来、伊良部島・下地島へ訪れる観光客が急増し、それまでは数少なかった17エンドへの観光客も急増、オンシーズンには観光バスも訪れるほどに。
狭い道路はパンク寸前だったようです。
また、17エンドの幻のビーチは海水浴場ではないので、監視員はいません。
でも、そんな事お構いなしに泳ぐ観光客によって小さなトラブルは頻発していたようです。
そんな事情もあり、空港開港前に立ち入り禁止が決定しました。
下地島空港管理事務所によると、通行止めの理由は次の通り。
下地島空港の通称17側管理用道路は一般の共に要する道路では無いもののこれまで解放し、地域や観光客等に利用されてきております。
しかしながら伊良部大橋が開通した平成27年1月以降、当該道路へレンタカーや大型観光バスが頻繁に訪れるようになり、それに伴い交通混雑や交通事故による空港場周フェンスの破損の発生、大型車両通行が原因と考えられる不陸(コンクリートの継ぎ目の段差)の発生等、空港の管理上や保安上等での問題が発生しております。
つきましては、今後の下地島空港での旅客便の本格運行を控え、これまで以上に空港管理保安体制に万全を期す必要があり(中略)当該道路を全面車両通行止めといたします。
絶景が見れなくなってしまうのはとっても寂しいですが、それも私たち観光客のマナーの悪さが招いたこと。
SNSなどで拡散されることによって、地方のマイナーな場所が一気に有名になり、地方が潤うのは良いこともある反面、残念なこともあるのが事実。
難しいですね。
伊良部そば・かめ
昼食は伊良部そばを。
自家製麺になまり節(かつおの燻製)を使ったこだわりのスープが有名なこちらのお店へ。
伊良部そば(なまり節、骨付き肉入り)600円とかめそば(ゆし豆腐、軟骨ソーキ、三枚肉入り)680円を注文。
かつおだしがしっかり効いてるんだけどあっさししたスープは絶品。昨日食べた宮古そばよりもこっちの方が好みです。
もちろんソーキや骨付き肉も柔らかくてほろほろ、ゆし豆腐も美味しく、麺もつるつるで大満足のお昼となりました。
三角点
三角点は伊良部島にある絶景スポット、70mの断崖絶壁から宮古ブルーの海を眺めることができるんです。
観光ガイドブックやカーナビには乗っていないけれど、グーグルマップには掲載されています。
フナウサギバタナから伊良部大橋の向かっておよそ1.5kmくらいのところに上の写真のような入り口があります。
少し草木を分けて進むこと2分、ほんの少し開けた場所からは宮古ブルーの海が一望。
この日は風がすごく強かったので近くの岩場につかまりながら写真撮影。
強風で水面が波立っていますが、珊瑚のグラデーションがとっても綺麗。
万が一足を滑らせたら命はないので、十分に注意してください。
イグアナ岩
イグアナ岩は三角点からフナウサギバタナ方面に800mくらい戻ったところにあります。
三角点よりも入り口が分かりにくく、縁石の下にあるハートマークが目印。見逃さないように注意してください。
草木をかき分けながら進んでいくこと2分。目の前にはとっても美しい伊良部ブルーの海が。
吸い込まれそうなコーラルブルーの美しい海。
70m上からでもウミガメが見えるらしいけど、この日は強風だったので、恐ろしくて下をのぞき込めず。
白い波がたっているあたりに座礁船が見えます。
三角点同様、こちらも足を踏み外したら命はないので、十分に気を付けましょう。くれぐれも危険な行為はしないように。
ちなみに、右下に見えている岩を横から見たらイグアナに見えることからイグアナ岩と呼ばれているらしい。
でもどうやって横から見るんだろう?草木が生い茂っていて、到底横から見ることなんかできなかったけど…
島おでん たから
夕食は島おでん たからで。
こちらも2週間前に予約しておきました。
19時オープンなので、19時ちょっと前にお店に到着。
開店と同時に予約していたお客さんがやって来て、あっという間に満席。予約なしのお客さんも続々訪れていましたが、みんな断られていました。
でも、19時の予約客が帰ると思われる21時くらいなら、予約なしでも大丈夫かも?
お店の人気メニュー、おでん盛り合わせ。
とろっとろのテビチが美味しい。コラーゲン補充。
イカゲソの墨炒めとスクガラス豆腐、タコわさびに豆腐チャンプルー。
この中ではイカゲソの墨炒めがすっごく美味しかった。お酒にもピッタリ。たこわさと豆腐チャンプルーは普通かな?
沖縄では〆ステーキってことで、この後ステーキを食べたんだけど、写真は撮り忘れ。
ガッツリ食べて飲んだ後だったけど、案外食べられた。といっても、もちろん二人で1皿ですが。
伊良部大橋&三角点
宮古旅最終日、朝起きると雲が多かったので、ホテルでのんびりしてから空港に行こうと思ってたんだけど、朝ごはん食べて部屋に戻ってくると青空が見えてる!
これは最後に宮古ブルーの海を見て行けってことだと思い、急いで荷物をまとめてホテルをチェックアウト。
お昼過ぎの飛行機なので、近場の与那覇前浜ビーチへ行こうかと思ったけど、やっぱり三角点からの絶景を見たいと思い、伊良部島へ。
やっぱり晴れてると海の色が全然違う。伊良部大橋からの海も昨日より全然綺麗。もちろんテンションもアップ。
やっぱり海の青さが違う!
昨日見た曇り空の下の海も綺麗だと思ってたけど、やっぱり太陽の光が差すと海の美しさが数段アップ。
最後に綺麗な宮古ブルーを見れて良かったー。大満足で空港へ向かいました。
まとめ
2月の沖縄地方は雨が多いと聞いていたので、お天気に恵まれなくても仕方ないかと諦めてたけど、最後に綺麗な宮古ブルーの海を見ることが出来て大満足。
とはいえ、宮古島はリベンジ決定。今度はシュノーケルなどのマリンスポーツを楽しみたいな。
橋が出来たことによって伊良部島などの離島へのアクセスが良くなったり、下地空港がもうすぐ開港したりで、今後ますます発展していくと思われる宮古島。
観光客が増えるのは地元の人にとっては島が活性化されていいことだと思うけど、この綺麗な海はいつまでも守っていってほしいなぁ。
自然を壊さないように、マナーをきっちり守ることくらいしかできないかもしれないけど、自分にできることはしていこうと思います。