更新日:2022-1-24
2019年6月からANAマイルを貯める新たなルートが開通しました。
その名も「TOKYUルート」。
ANAマイルへの移行上限はほぼなく、交換レートも75%、最短3週間で移行完了と、とっても便利なルートです。
どんなルートなのか、詳しく見ていきましょう。
TOKYUルートとは?
ポイントサイトで貯めたポイントをTOKYU POINTに交換し、TOKYU POINTからANAマイルに交換するルート。
2019年6月よりドットマネーからTOKYU POINTへの交換が開始になったため、一気に注目の的となりました。
ポイントをTOKYU POINTに交換するためには「TOKYU POINT Webサービス」に登録する必要があります。
このTOKYUルートを開通させるのに必要なクレジットカードは「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード」。
このカードがないと、75%でANAマイルに交換することはできません。
2019年6月17日現在、ハピタス経由で申し込むと1,500ポイント(=1,500円=1,125ANAマイル)貯まります。
ハピタスについて詳しくはこちらをご一読下さい。
ポイントサイトからTOKYU POINTへ
各ポイントサイト⇒.mopney(ドットマネー)⇒TOKYU POINT⇒ANAマイルという、シンプルでわかりやすいルートです。
ポイントサイトから中継サイトであるドットマネー、ドットマネーからTOKYU POINTへは100%等価で交換できますが、TOKYU POINTからANAマイルへの交換率は75%と少し低くなります。
が、TOKYUルートの優れたポイントは最大月に10万マネーまで交換可能という点です。
2018年3月までANA陸マイラーの主要ルートだった「ソラチカルート」はソラチカポイントからANAマイルへの交換が月2万ポイントまでと設定されていたため、どんなにポイントサイトでたくさんのポイントを獲得しても、一気にANAマイルに交換することが出来ませんでした。
大量のポイントを保有していて、来月に大量のANAマイルが必要になった!という場合でも一気に交換することは不可能、毎月コツコツ2万ポイントずつ交換するしか方法はありませんでした。
でも、TOKYUルートは月10万ポイントまで交換できるので、使い勝手がとってもいいんです。
- 最低300マネーから交換可能
- 月に最大10万マネーまで交換可能
- 1〜15日までに申請した分は当月中に、16日以降申請分は翌月中旬に交換完了
- TOKYU POINTからANAマイルへは約1週間で交換完了
- TOKYU POINTからANAマイルへの交換レートは75%
- 年間のマイル移行上限なし
LINEルート、nimocaルートとの比較
ポイントサイトで貯めたポイントをANAマイルに交換するメジャーなルートと言えばLINEルートとnimocaルート。これらのルートとTOKYUルートを比較してみました。
TOKYUルート | LINEルート | nimocaルート | |
必要なクレジットカード | TOKYUカード | ソラチカカード | nimocaカード |
カードのブランド | マスター | JCB | VISA |
交換率 | 75% | 81% | 70% |
交換上限ポイント(月) | 10万ポイント | 2万ポイント | なし |
交換日数 | 約1ヶ月 | 約2か月 | 最短4日 |
交換方法 | webから申請 | webから申請 | 専用端末にて申請 |
3つの中ではLINEルートが一番交換率が高いですが、ポイントサイト⇒PeX⇒三井住友ワールドポイント⇒Gポイント⇒LINEポイント⇒メトロポイント⇒ANAマイルと他の2つと比べると工程が3つ多いので交換日数がかかるのが難点。
2019年10月1日追記
2019年12月27日15:00にて、LINEポイントからメトロポイントへの交換サービスが終了することになりました。
これでポイントサイトからソラチカルートへの入口は完全にふさがれました。長らく利用してきたソラチカルートの終焉はさみしいです。
TOKYUルートはずっと続いてくれるといんだけど…
nimocaルートはTOKYUルート同様シンプルなルートですが、最終的にnimocaポイントをANAマイルに交換するには専用のポイント交換機を利用しなければなりません。
そしてそのポイント交換機があるのが九州(福岡、大分、熊本、宮崎)と北海道(函館)のみなので、関西在住の我が家には使い勝手が悪い。
旅のついでにまとめて申請すればいいんだけど、急にマイルが必要になったときは対応できないのが残念。
それに比べるとTOKYUルートはLINEルートには劣るもののnimocaルートよりも交換率がよく、ANAマイルへの交換もwebから申請可能。しかも月10万ポイントまで交換可能で、年間のANAマイル移行上限はなしという優れもの。
今後はTOKYUルートが大活躍しそうです。
LINEルート、nimocaートについては下記をご一読ください。
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMOマスターカードの基本スペック
カードのブランド | マスター |
発行会社 | 三井住友カード |
年会費 | 2,000円(税抜き、初年度無料) |
入会&継続ボーナス | 1,000マイル |
他の三井住友カード同様、1,000円利用につき1ワールドポイント、ポイント有効期限は2年となっています。
また、ワールドポイント⇒ANAマイルへの交換は1ポイント=5ANAマイル、年間(4月〜翌年3月)6,000円(税抜き)を支払えば1ポイント=10マイルで交換可能。
フライトボーナスマイル10%、機内販売10%OFFなど、他のANAカードと同条件となっています。
年会費を安くする方法
年会費が2,000円(税抜き)必要ですが、ご存知の方も多いと思いますが三井住友カードには年会費を安くする方法があります。
- マイ・ペイすリボに登録する
- 年1回以上、カードを利用する
たったこれだけで年会費2,000円が751円になります。(税抜き)
しかも入会ボーナスとして1,000マイル、継続ボーナスとして1,000マイル貰えるんだから、とってもお得です。
【追記】
2021年2月以降の年会費支払いより、「マイ・ペイすリボ」による年会費の割引制度を改定するとの発表がありました。
改定後は年に1回以上、リボ払い手数料の発生が年会費割引の条件となります。
今までは「マイ・ペイすリボ」に登録していれば、リボ払い手数料が発生しなくても年1回以上のカード利用で年会費が割引されていました。
そのため、毎月の支払上限額を高めに設定しておけば、リボ払い手数料は発生せず、年会費割引の恩恵だけを受けることができていました。
「マイ・ペイすリボ」の支払い額はwebから自由に設定できるので、今後は年に1回以上リボ払い金額の上限を変更して、手数料が発生するようにしましょう。
まとめ
nimocaカードが新たに発行されたときには、三井住友カードの独自キャンペーンが行われていたため、大量のANAマイルを獲得することが可能でした。
でも、残念ながら現在は三井住友カードのキャンペーンは行われていません。
入会特典の1,000マイルのみですが、とっても使い勝手がよく、毎年751円(税抜き)で1,000マイル貰えるお得なカードなので、まだ持っていない方はこの機会に是非!