アドリア海の真珠と呼ばれているドブロブニク。
ドブロブニクで絶対に外すことができないのはオレンジ屋根の絶景を堪能できる城壁ウォーク。
オレンジ屋根が広がる旧市街と紺碧のアドリア海を一望できる城壁ウォークをずっと楽しみにしていました。
午前中から暑すぎるくらいの絶好のお天気に恵まれ、楽しい城壁ウォークになりました。
ドブロブニクとは?
アドリア海沿岸のダルマチア最南部に位置する都市及び基礎自治体で、ドゥブロヴニク=ネレトヴァ郡の郡都である。ボスニア・ヘルツェゴビナの唯一の海港であるネウムが回廊状態で分断しているため、クロアチア本土とは陸続きではない(→飛び地)。
1979年に世界遺産に登録された旧市街は「アドリア海の真珠」とも謳われる美しい町並みを誇る。アドリア海沿岸でも傑出した観光地であり、多数のクルーズ船が寄港する他、地中海各都市とフェリーで結ばれドゥブロヴニク=ネレトヴァ郡の中心都市となっている。
1970年代、恒久的に戦争による破壊から守るために非武装化されたが、1991年のユーゴスラビア崩壊に伴う紛争でセルビア・モンテネグロ勢力によって7ヶ月間包囲(ドゥブロヴニク包囲)され砲撃により多大な損害を蒙った。
Wikipediaより
ジブリ映画の舞台になったと言われている美しい街です。
城壁内はコンパクトな街なので、地図も持たずに気の向くままに散策しても迷子になることはありません。
城壁ウォーク
基本情報
解放時間:
9:00~15:00(11~3月)
8:00~18:30(4,5,8,9月)
8:00~19:30(6,7月)
8:00~17:30(10月)
城壁の長さ:約1980m
城壁は外国からの侵略に備えて7世紀ごろから造り始められ、16世紀にほぼ完成したようです。
街の規模から考えるととっても強固な城壁。それほど侵略が多かったということですね。
ドブロブニクの物価は年々上昇していて、観光施設の入場料も軒並みアップ。2〜3年前は100クーナだった入場料も2018年は150クーナと1.5倍。まだまだ上昇するのでしょうか?
その分街は毎朝綺麗に清掃されています。観客が増えても綺麗な街並みを保つためには値上げは仕方ないのかもしれませんね。
城壁の上にはカフェが数店舗ありトイレも併設されていますが、カフェ利用者でないと利用できないので、トイレはあらかじめ済ませておきましょう。
また、城壁の上には日陰がほぼありません。日焼け対策はしっかりしましょう。
城壁への入口はピレ門、プロチェ門、聖イヴァン要塞の近くの3か所にあります。
私たちはピレ門をくぐって左側にある入口から入りました。
チケットは城壁の入口でも購入できるし、ピレ門を入って右側にあるツーリストインフォメーションでも購入できます。
城壁は一方通行、ピレ門から入ったら海側に進み、聖イヴァン要塞、山側へとまわります。
途中でチケットチェックがあるので、なくさないようにしましょう。
また、城壁は再入場不可。一度降りてしまうと再入場は出来ません。ゆっくり休みながら一周しましょう。
全周約2kmを歩く自信のない方、時間がない方はプロチェ門から入ってピレ門までの山側半周コースがおすすめ。
旧市街越しに見るアドリア海を堪能できます。
散策スタート
ピレ門からスタートしてまず目に飛び込んでくる絶景は旧市街のメインストリート、プラツァ通り。「フランシスコ会修道院」の鐘楼がランドマークになっています。
まだ朝8時過ぎなので、人が少ないですが、日中は人で溢れかえります。
覗き穴から旧市街を見ると、まるで一枚の絵のような街並み。
ただ、午前中、ピレ門側は逆光になります。
振り返ると城壁で一番高いミンチェタ要塞が見えます。あの上からの景色は絶景に違いないと思うと、期待が高まります。
海側の一番高いところにあるのが私たちが宿泊しているアパートメント。城壁のすぐ隣です。
「聖ペテロの砦」。奥に見えるのがロクルム島。
見張り台もおしゃれに見えます。
城壁の上はこんな感じ。
日陰がないので紫外線がじりじりと射すように痛い。
ブジェ門あたりからの絶景。
目の前に広がるオレンジ屋根が迫ってくるよう。
ピレ門近くに位置するミンチェタ要塞からの絶景。
この要塞が城壁の中で一番高い位置にあるので、オレンジ屋根の旧市街と紺碧のアドリア海を見渡すことができる絶景ポイントです。
奥にはロクルム島が見えます。
ずっと見たいと思っていた景色が目の前に広がっていて感動。はるばるやってきたなぁと感慨深いものがあります。
ロヴリイェナツ要塞
城壁ウォークの入場料でロヴリイェナツ要塞にも入ることができます。
要塞にはピレ門から出てレストラン「ナウティカ」の横の路地を入っていきます。
路地を進んでいくと港に出るので、そのまま海沿いに進むと階段があり、そこを登っていくと入口があります。
要塞は頑丈に造られており、外海に面した壁の厚さは薄いところでも4m、最も厚いところでは12mもあるそう。対して陸側の壁は60cmしかありません。これは守備隊がクーデターを起こして立てこもるのを防ぐためと言われています。
テラスには砲台が並んでいます。
ツアーグループが1組いましたが、その他に観光客はほとんどいなかったのでのんびり見学できます。
ロヴリイェナツ要塞から眺める旧市街。
ここからの眺めも絶景です。
まとめ
城壁ウォークは途中で休憩しながらのんびり歩いて1時間半くらい。
タップリ歩いた後はジェラートでクールダウン。
一度アパートに戻り、英気を養ったあとはドブロブニクの空中散歩に出かけます。
どーもー、クチコミ君ことNon-Bayで~す。(笑)
お伝えしたことが役に立ってたら何よりです。
お泊まりはピレ門前のヒルトンかと思ってました。僕のホテルもそうでしたが、新しい建物建てられないのか、エルベーター未設置で、最上階まで上がるのが苦労でした。
確かにドゥブロクニクはこれでもか?!ってぐらい観光地価格でしたね。
クロアチア航空のC席は前にお伝えしたと思いますが、席はYと同じシート、サービスもビール・ワインまたはジュース+チーズ等の軽食でしたね。確かにミネラルウォーターだけよかはなんぼかマシでした。
プリトビッツェもドゥブロクニクも僕の時と同等以上に天気良く良かったですね。
次の回は食レポかな?食べ損なった美味しそうなランチ&ディナー、お口ジュルジュルしながらキリンしてま~す。
Non-Bayさん、こんばんは。
クチコミとっても役立ちましたよ。
ピレ門前のヒルトンは高すぎて手が出ませんでした。なので民泊です。
毎日旧市街の階段を登るのは大変でしたが、自分家のようにのんびり過ごせました。
ランチ&ディナー編はまだ少し先になります。
もう少し観光にお付き合いください。