東京からの帰りのフライトはJALにしようと思いホームページを眺めていると、私が予定しているフライトだけファーストクラスの運賃が他の便よりちょっと安い。
なぜか普通席とクラスJは差額が7,000円もあるのに、クラスJとファーストクラスの差額が2,000円くらい。
これはチャンス!と思いぽちっと購入。
短距離路線でのファーストクラスはサービスを堪能できないからもったいないかな?と思ったけど、羽田でダイヤモンド・プレミアラウンジも利用できるので、ワンランク上の空の旅を満喫することに。
ダイヤモンド・プレミアラウンジ
上級会員専用の保安検査場をさくっと抜けたら、目指すはダイヤモンド・プレミアラウンジ。
出発は北ウイングなので、15番ゲート手前にあるラウンジに向かいます。
レセプションでICカードリーダーにタッチし、右側のラウンジへ。初めての入室にちょっと緊張。
機内預入れのスーツケースを持っていたので、クロークに預けます。一人だと荷物の管理が大変ですよね。(いつもダンナに持たせているので(^_^;
ラウンジに入室すると目の前にエントランスアートとして松のオブジェがあるのですが、恥ずかしくて撮影できず。ちゃんと撮ってくれば良かったと後悔しています。(遠く左中央に鎮座しているオブジェです)
右側は開放的なバーエリア、左側はライフラリースペースと個室のようなプライベートスペースと3つのエリアに分かれています。
上の写真はプライベートスペースから撮影しています。
プライベートスペース。電源、USBポート有。
立ち上がると周りを見渡せるのですが、座っているとほんとに個室のよう。ゆったりとくつろげます。
この後ろにもっとプライベート感のあるスペースがあるのですが、数が少ない上に人気のようですべて埋まっていて写真撮影できず。
ビールはエビス、一番搾りプレミアム、ハートランド。サクララウンジよりプレミア感があります。
メインカイザーのパンにJAL特製焼きカレーパン、おにぎりなどの軽食。スープやお味噌汁もありました。
やっぱりサクララウンジとは違いますね。
昼間だったためかそれほど混雑してなくて、ゆったりと過ごせました。もっとあちこち写真を撮りたかったのですが、みなさん静かに寛いでいらっしゃったので遠慮してしまいました。
恥ずかしかったというのが本音ですが。
もっと自分を捨てて、たくさん写真を撮れるようにならないといけないと猛反省中です(笑)
営業時間:5:30~最終便出発まで
座席数:約185席(喫煙エリアあり)
設備:無線LANサービス、手荷物クローク、シャワー(6:30~)、喫煙室、トイレ
サービス内容:ソフトドリンク、アルコール類、おつまみ、新聞、雑誌
JALファーストクラス
国内線「JALファーストクラス」は2007年12月にサービスを開始してから10年になります。現在は下記4路線(一部の便にて設定)のみの設定です。
- 東京(羽田)-福岡
- 東京(羽田)-札幌(新千歳)
- 東京(羽田)-大阪(伊丹)
- 東京(羽田)-沖縄(那覇)
羽田発着便のみと、路線・便数が少ないのが残念です。
当日空席があればどの区間でも一律8,000円の追加料金で搭乗可能です。
シート
降りる時に撮影したので、ちょっとシートがヨレてますが、本革のシートは座り心地良かったです。
シートピッチ約130cm、シート幅53cmとゆったり。
足元広々。サイドテーブルも隣の人と奪い合うことなくゆったり使えます。
座席のリクライニングは右側の写真のひじ置き側面にあります。
隣席との間にあるプライバシーパティションはミラーになっているので、圧迫感がありません。
アメニティはブランケット、スリッパ、ヘッドフォン、モバイルバッテリー。
お願いすればテンピュールのクッションを用意してくれます。
機内食
この日のフライトで提供されるのは昼食。
アルコールは日本酒・シャンパン・ビール・焼酎・赤ワイン。もちろんソフトドリンクもあります。
アペタイザー:
和牛サーロインのブレゼ、柚子胡椒ソース、パンプキンサラダ、彩り野菜のシュリンプサラダ
メイン:
サーモンのクリームソース、ローストポテト、シメジのソテー
パン
バター
茶菓 スナッフルズ ボナペティ
シャンパン(エドシック・モノポール ブルー・トップ)とともに頂きました。
※羽田⇔伊丹線ではミニボトルでの提供となっています。
メインのサーモンは伊丹線以外では温めて提供されるようですが、時間の関係か伊丹線では冷たいまま。少し残念ですが時間が短いので仕方ないですね。
それでも十分美味しかったです。
食後に森伊蔵をロックで頂きました。間もなくサービス終了とのことで、最後まで楽しめるようにとプラカップでの提供。
ちょっとがっかりですが、味に変わりはないのでOKです。
都道府県シール
今回ゲットした都道府県シールは大阪、埼玉、東京、広島、鹿児島の5枚。新たに3種類ゲットです。
被りながらも順調に増えていますが、今のところJAL国内線搭乗予定は来年の2月まで無いんですよねぇ。
それまでにどこかにいこうかな?
まとめ
この日のファーストラスは全12席中8席が埋まっていました。
残念ながら通路側の席だったので、景色は堪能できず。
羽田⇔伊丹線は離陸後シートベルト着用サインが消えてから着陸態勢に入るまでの水平飛行がわずか30分くらいの短いフライトなので、サービスもバタバタしています。
この日は4席空席があったのにバタバタしていたので、満席だとサービスの質はもっと悪くなるのではないでしょうか。
この路線のファーストクラスで落ち着いて食事やお酒を楽しむのは難しいですね。
でも、きちんと陶器の器で提供される食事、グラスで頂くシャンパンは高級感があり満足。初めてのダイヤモンド・プレミアラウンジも満喫とまではいかないけれど、堪能できました。
予約が難しいでしょうが、出来れば今度は長距離路線に搭乗したいです。
ひとり言
隣に座っていらっしゃった方は何度かファーストクラスに搭乗しているらしく、食事の前に「この前はご飯が美味しくなかったけど、今日は大丈夫か?」と確認されていました。
そのせいかCAさんもその方には気を配り、手厚いサービス。
嫌味や傲慢な態度ではなかったのですが、あれこれと注文していました。
そういえば離陸前にもかかわらず、搭乗後にビールを飲んでいました。ウェルカムドリンクなんてあるの?と思ったけど、他の人は何も飲んでいなかったし私も注文を聞かれることはありませんんでした。頼めば持ってきてくれるのかな?
通路を挟んで斜め後ろに座ってらっしゃった方はおそらく長年のダイヤモンド会員。バタバタと忙しい合間をぬって、後方席担当のCAさんまでもがあいさつに来られていました。
とても上品な方で、うっかりスマホをひじ掛けの上に置きっぱなしにしていたために、離陸の際に座席の後ろに滑り落ちてしまいあたふたしていると、「ちゃんと壁際にあるから大丈夫ですよ。」とやさしく声を掛けてくれました。
スマートに飛行機を乗りこなしている方を見かけるたびに、自分もそうなりたいなと思うのですが、これがなかなか難しい。ついつい欲張ってしまいそうになるんですよね。やっぱり長年の経験が必要なのでしょうか?私がスマートに飛行機を乗リこなせるようになる日はまだまだ遠そうです(^_^;)
それから、今回の搭乗で感じたのはダイヤモンドやJGCプレミア会員との格差。あわただしい中でも最上級の会員にはしっかりしたおもてなしがありますが、今年ようやくサファイアになっただけの私には普通の対応。
もちろん笑顔で丁寧に接客してくれるのですが、やっぱり差を感じます。同じファーストクラスに搭乗しているんだから、そんなに差をつけなくてもいいんじゃないの?と少し残念に思いました。
最上級会員になったらどうなるんだろう…?と、新たなる野望を抱いてしまいそうになります(笑)まぁ、すぐには無理ですけどね。