更新日:2020-1-22
夏が近づいてくるとふと、沖縄に行きたいなぁって思うけれど、さすがに今からじゃ安い運賃は売り切れてしまって到底手が届かない金額になっていると諦めていませんか?
確かにJALやANAのホームページで運賃を確認してみると、海の日の連休はもちろんの事、週末の良い時間帯の運賃は軒並み高額。
でも、ソウル発券なら今からでも7月海の日の連休にお得に沖縄に行けちゃいます。
羽田⇔沖縄の運賃
忙しくて夏休みの予約するの忘れてた!今からじゃ高くて沖縄になんて行けない!と諦めていませんか?
確かにJALやANAのホームページで7月の海の日の3連休の料金を調べてみると、一番安い運賃でも片道3万円くらい。(しかも最終便で沖縄入り、朝一便で東京帰り、という最悪なフライト)
中1日しか遊べないのに往復6万円は高すぎますよね?
でもソウル発券なら好きな時間帯の便が選べて、ソウルと沖縄の両方を楽しんで、さらにマイルもFOPもたっぷり貯まるんです。
ソウル発券
ソウル発券とは、発着地がソウルの航空券のこと。
例えばソウル⇒東京⇒沖縄⇒東京⇒ソウルという具合に、ソウルから始まりソウルで終わる航空券のことです。
予約方法については下記を参考にしてください。
運賃検索
例えば、6月の週末ソウルに出かけ、7月の海の日に沖縄に遊びに行って、お盆休みにまたソウルに出かける日程で運賃を検索してみます。
運賃は789,400ウォン(約80,700円)とちょっと高いですが、午前8時代の便で沖縄入りし、最終日は午後17時代の便でゆっくり羽田に帰る便を選択してもこの価格です。
(全ての便の値段を確認したわけではありませんが、基本的に羽田⇔沖縄間はどの便を選んでも同じ価格です。)
ちなみに、同じ便を国内線のみで検索してみると、羽田⇒那覇が42,090円、那覇⇒羽田が43,890円なので、これだけでソウル発券のチケット代を上回る金額になります。
しかも、羽田⇔那覇間は国際線航空券に含まれる国内線区間となるので、マイルは100%貯まるし、FOPのボーナスポイントも付与されます。
日付 | 行き先 | 予約クラス | 獲得マイル | 獲得FOP | 金額 | FOP単価 |
6月24日(日) | ソウル⇒羽田 | M | 531 | 1,196 | ||
7月14日(土) | 羽田⇒那覇 | Y | 984 | 2,368 | ||
7月16日(月) | 那覇⇒羽田 | Y | 984 | 2,368 | ||
8月11日(土) | 羽田⇒ソウル | Y | 758 | 1,537 | ||
合計 | 3,257 | 7,469 | 80,700 | 10.8円 |
獲得マイルはJALカードを持っていないJALマイレージクラブ会員で計算しています。
いずれも検索時点(2018/6/7)での予約クラス、金額となります。
ちなみに、沖縄旅行時期をお盆休みにし、9月の連休にソウルに行く日程で調べてみると約82,000円と若干高くなりました。
でも、今から予約できるお盆休みに行く沖縄だと言うことを考えると、とってもお得だと思います。
お盆休みに特典航空券を狙っているけれど、競争率が激しくて取れなかった、という時にソウル発券も選択肢の一つに加えてみてはいかがですか?
同じ日程でANAでも検索してみましたが、一番安いのがビジネスクラスのFlex Plusで106,326円とあまりお得ではありませんでした。
9月の連休に沖縄へ旅行に行き、10月の連休にソウルに行く日程だと81,485円、3,484マイル、7,010PPというJALと同等のチケットがあります。
修行には使える?
JALは国内線部分が100%積算されるので、2019年の修行に使えるか検討してみました。
1月の連休にソウルに行き、2月の連休に沖縄、GWにソウルへ行く日程で料金を調べました。
沖縄
日付 | 行き先 | 予約クラス | 獲得マイル | 獲得FOP | 金額 | FOP単価 |
1月14日(土) | ソウル⇒羽田 | L | 379 | 969 | ||
2月9日(土) | 羽田⇒那覇 | Y | 984 | 2,368 | ||
2月11日(月) | 那覇⇒羽田 | Y | 984 | 2,368 | ||
4月27日(土) | 羽田⇒ソウル | K | 531 | 1,196 | ||
合計 | 2,878 | 6,901 | 67,600 | 9.8円 |
宮古島
日付 | 行き先 | 獲得マイル | 獲得マイル | 獲得FOP | 金額 | FOP単価 |
1月14日(土) | ソウル⇒羽田 | L | 379 | 969 | ||
2月9日(土) | 羽田⇒宮古島 | Y | 1,158 | 2,716 | ||
2月11日(月) | 宮古島⇒羽田 | Y | 1,158 | 2,716 | ||
4月27日(土) | 羽田⇒ソウル | K | 531 | 1,196 | ||
合計 | 3,226 | 7,469 | 70,000円 | 9.2円 |
石垣島
日付 | 行き先 | 獲得マイル | 獲得マイル | 獲得FOP | 金額 | FOP単価 |
1月14日(土) | ソウル⇒羽田 | L | 379 | 969 | ||
2月9日(土) | 羽田⇒石垣島 | Y | 1,224 | 2,848 | ||
2月11日(月) | 石垣島⇒羽田 | Y | 1,224 | 2,848 | ||
4月27日(土) | 羽田⇒ソウル | K | 531 | 1,196 | ||
合計 | 3,358 | 7,861 | 70,700 | 9円 |
いずれも獲得マイルはJALカードを持っていないJALマイレージクラブ会員で計算しています。
JALの海外発券は現地通貨で決済されるので、金額は目安となります。
FOP単価10円以下と、まずまずではないでしょうか?
もし、2017年度にクリスタル以上を獲得していて、来年の2月に”お好きな1ヶ月いつでも”JALグループ国内線FLY ONポイント2倍キャンペーンを利用できるのであれば、FOP単価は5円台と更によくなります。
とってもお得なソウル発券ですが、1点だけ注意事項があります。
羽田⇔宮古島または石垣島部分を乗り継ぎ便(羽田⇒那覇⇒宮古・石垣)で検索すると、運賃が5万円くらいアップします。
国内線部分が2区間以上になると急激に高くなります。
以前は国内線を4区間まで追加できたのですが、2017年の4月から2区間までに改悪されたのが原因。とっても残念です。
例えば、上記運賃の羽田部分を伊丹に変えて検索してみると、料金は5~9万円アップ。
那覇で約13万円、宮古島や石垣島になると16万円くらいになります。
以前ソウル発券した際にJALのオペレーターさんに確認したところ、国内線2区間以上の分は普通運賃として料金積算さる為に料金がグンとアップするようです。
東京で発券して別途先得などの割安運賃で国内線区間を追加すれば、若干安く済ませることは可能ですが、関西から沖縄に行くのにわざわざ東京経由で行くのってどうなの?と思うと、気が進みません。
地方在住者には使い勝手が悪いのがとっても残念。関東在住の人がうらやましい限りです。
国際線航空券の国内線区間のマイル積算率変更
2021年2月1日搭乗分より国際線航空券の国内線区間のマイル積算率が変更になると発表がありました。
いままでは、安い予約クラスでも国内線は100%マイル加算の予約クラスYでしたが、今後は国際線の予約クラスに応じてマイル積算率が変わります。
修行僧にとってはとっても残念な変更です。
クアラルンプール発券は?
海外発券でお得といえばクアラルンプール発券ということで、同じ日程で調べてみました。
日付 | 行き先 | 獲得マイル | 獲得マイル | 獲得FOP | 金額 | FOP単価 |
1月14日(土) | KL⇒成田 | M | 2,337 | 3,905 | ||
2月9日(土) | 羽田⇒沖縄 | Y | 984 | 2,368 | ||
2月11日(月) | お沖⇒羽田 | Y | 984 | 2,368 | ||
4月27日(土) | 成田⇒KL | H | 2,337 | 3,905 | ||
合計 | 6,642 | 12,546 | 109,100 | 8.7円 |
獲得マイルはJALカードを持っていないJALマイレージクラブ会員で計算、金額は目安となります。
ストップオーバー無しのクアラルンプール⇔那覇の単純往復だと上記と同じ獲得マイル数とFOPで85,000円くらいなので、比較するとちょっと割高ですが、それでもお得ですよね。
ANAの場合
2018年10月1日以降、国際線航空券に含まれる国内線区間のマイル積算率が予約クラスによって変わります。今回検索した航空券はエコノミークラスのFlex Plus、国際線・国内線ともに予約クラスが全てHクラスなので、積算率は70%となります。
JALで検索したのと全く同じ日程で検索しています。
獲得マイル | 獲得PP | 金額 | PP単価 | |
沖縄 | 2,436 | 4,344 | 70,185円 | 16.2円 |
宮古島 | 2,680 | 4,832 | 72,615円 | 15円 |
石垣島 | 2,772 | 5,016 | 73,237円 | 14.6円 |
やはり国内線部分の積算率が70%、搭乗ポイント400ポイントも加算されないのが響き、単価が良くありません。
旅行に利用するのであれば十分に価値はあると思いますが、修行にはちょっと使えないですね。
2018年9月30日までであれば、国内線部分を100%加算できるので、SFC修行にも利用できます。
まだ今年の修行ルートが決まっていない方、いかがですか?
ちなみに、ANAもJAL同様に出発地を伊丹にして検索すると、沖縄行が140,889円と東京経由の倍以上の値段となりました。
まとめ
割引料金『先得』の一斉発売日に安い運賃で予約できればいいですが、一斉発売日はネットがつながりにくく、繋がったときには一番安い運賃は売り切れになっていたりしてがっかりすることが多々あります。
また、連休などは高めの料金が設定されているので、あまりお得感がありません。
でも、ソウル発券ならそんなこと気にする必要はありません。
JALの場合、国際線は330日前から予約可能なので、現時点で販売されていない10月下旬以降、来年のGWの沖縄を予約することが可能です。
ソウル発着なので、ソウルに行くエアーを確保しなければいけませんが、ピーチやティーウェイ航空などLCCもたくさん飛んでいるので、安く片道航空券を手配することが出来ます。
マイルがたくさんあるなら、JALマイルで片道発券してもいいですよね。
一度ソウル発券を始めれば、あとはソウル発券をループして行けば毎年の旅行には困りません。
ソウルに飽きたらプサン発券に切り替えて気分転換もできますよ。
ソウル⇒東京⇒沖縄⇒東京⇒プサンといった、オープンジョーも可能です。
もちろん、沖縄でなく北海道に行くことも可能です。
自分で海外発券するのは不慣れで心配、という方は若干手数料が必要ですが、世一旅行社に頼むと安心かもしれません。
日本語でメールのやり取りが出来るし、レスポンスも早いですよ。