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アフターコロナの旅行に対する意識調査。アメリカ人はどう考える?

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まだまだ油断は禁物だけど、少しずつ収束への光が見えてきた新型コロナウィルス。
でも、旅に出たい欲求は押さえきれず、ネットサーフィンしている時見つけた記事。
自粛が解禁されたらすぐにでも飛行機に乗って何処かに行きたいって思ってるけど、それって一般的な考え方ではないのかな?
アンケート結果を見ていると、一般の人にとって、飛行機に乗って旅に出るハードルはまだまだ高いようです。

アメリカ観光専門ニュースメディアSkiftによるアンケート結果

アメリカ観光専門ニュースメディアSkiftによる、アメリカ人のコロナ後の旅行再開に関するアンケート結果が発表されました。
いつから、どのように、以前と変わらず旅するのか?興味深々のアンケート結果は次のとおり。

旅行制限が解除されたらいつから旅行に行きますか?

Skift webサイトより引用

制限解除されたらすぐに旅行に行くと答えたのはたったの6%。
一番多かったのは4〜6か月後の28%、次いで1〜3ヶ月後の27%。半数以上の人が制限解除から半年の間に旅に出ると答えています。
驚いたのは、1年以上先と答えた人が18%もいること。
旅に出たくて毎日うずうずしている身としては、この結果にちょっとびっくり。
旅行制限が解除されても、再感染への不安があるからなのかな?

旅行制限解除後、最初の旅の移動手段は?

Skift webサイトより引用

制限解除後の最初の旅の移動方法で最も割合が高いのは車での旅。
100マイル(約160km)以内の国内旅行が41%、100マイル以上の国内旅行が26%、と車での旅は全体の67%を占めています。
フライトによる100マイル以上の国内旅行は16%、海外旅行はたったの8%。
最も厳しいのは鉄道やバスによる旅。
鉄道やバスによる100マイル以内の国内旅行は4%、鉄道やバスによる100マイル以上の国内旅行は1%と、両方合わせてもたったの5%だけ。

旅行業界では鉄道や飛行機など、公共交通機関による旅の再開が望まれていますが、とっても厳しい結果となりました。

飛行機大国のアメリカでさえ、4分の3の人は他人との接触を避け、鉄道や飛行機を利用するのではなく自家用車で旅することを選んでいます。

これら2つのアンケート結果をまとめると、旅行制限が解除されてから半年くらいの間に自家用車で国内旅行に行こうと考えている人が半数くらいってことになります。
もっとアクティブに動くのかと思ってたけど、大半の人は慎重なんですね。

これまでと旅の好みが変わるものは?

Skift webサイトより引用

これまでの旅と好みが変わると答えたのは宿泊施設37%、交通機関30%、行き先27%。
自家用車で近場に出かけることで交通費を削減し、その分ちょっといいホテルに宿泊するってことかな?

アンケートについて詳しくはこちらをご覧ください。

USトラベルによる意識調査

USトラベルが毎週実施している旅行に対する意識調査(4月28日付け)によると、今まで通りの生活に戻る上で必要なことについての回答は次の通り。

「確立された治療方法」が47%、「ワクチン」が45%と、医療体制が整わないと今まで通りの生活には戻れないと考えているようです。
まぁ、当然ですよね。
また、「今夏までにコロナ危機が収束すると思う」と答えた人は27%。そう簡単に収束するとは考えていないようです。楽観視できませんね。
一刻も早く治療薬ができますように。

今後の旅行については消極的な意見。
「ロングホールは避け、地域内の旅行を増やすつもり」と答えた人が47%、「コロナ危機が落ち着くまで海外旅行はしないと思う」と答えた人が78%。
ニュースメディアSkiftのアンケート結果同様、近場でちょっと贅沢を楽しむ傾向になるようです。
いつになれば以前のように自由に海外旅行ができる日がやってくるんだろう...

まとめ

飛行機大国のアメリカですら、すぐに飛行機に乗って旅に出ようと考えていない、ということが判明しショック。
アメリカ人の結果がこれってことは、より保守的な日本人はもっと旅に出ようなんて思ってないのでは...
航空業界・旅行業界が潤うのはまだまだ先かも知れません。

自粛が解禁されたら早速飛行機に乗って国内旅行に出かけよう!
出入国禁止措置が解除されたらすぐに国際線の運行が再開されるだろうから海外旅行に行こう!
とっても悲しいけれど、こんな考えは非現実的なのかもしれません。

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旅のなか

SFCとJGCを取得。快適旅ライフを送るべく、陸マイル活動を頑張っています。旅やマイルについて気ままに綴っています。 詳しくはこちらをご覧ください。

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旅のなか