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ANAとJAL、比較してみよう!国内線プレミアムクラスとファーストクラス編

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ANAとJAL比較してみよう!第14弾は国内線の上位クラスシートについてです。
ANAプレミアムクラスとJALファーストクラス、ゆったりとしたシートで食事やアルコールを楽しみながら優雅に移動できます。

いつか乗ってみたいと思っていたJALファーストクラスに乗ることが出来ました。ANAのプレミアムクラスに乗ったのは3年前が最後なので、ちょっと情報が古いですが、2つのシートを比較してみました。

ANAプレミアムクラス

サービス概要

ANA国内線プレミアムクラスは、2004年12月にスーパーシートプレミアムとしてサービスを開始し、2008年4月からさらに発展させたプレミアムクラスとして生まれ変わりました。

主な特典は次の通り。

  • 区間マイルの50%加算
  • 食事とアルコールを含む飲み物の提供
  • 空港での専用チェックインカウンター・ラウンジ・専用保安検査場の利用
  • 預入れ荷物は合計40kgまで無料
  • 機内への優先搭乗
  • スリッパや高性能ヘッドフォンなどのアメニティ
  • 搭乗後、預入れ荷物を優先的に引き渡し

利用できるラウンジはANA LOUNGEのみ。残念ながらANA SUITE LOUNGEは利用できません。

導入路線

プレミアムクラス導入路線は羽田⇔関西(伊丹・関空)・札幌・沖縄・名古屋。福岡、成田⇔関西(伊丹・関空)・札幌・那覇・名古屋など、多岐に渡ります。
伊丹や広島、鳥取などの地方空港からの発着便にも設定があるのが嬉しいですね。プレミアムクラスの設定がない路線の方が少ないのでは…?と思うくらいいろんな空港から発着しています。

当日アップグレード

搭乗当日、出発空港にてプレミアムクラスに空席がある場合に限り1区間プラス9,000円(2018年3月31日搭乗分まで)にてすべての運賃でアップグレード可能です。

羽田⇔沖縄などの長距離路線と羽田⇔伊丹の短距離線が同じ金額でしたが、2018年4月から変更になり、搭乗日2日前から事前に「アップグレード予約」できるようになり、一律9,000円だったアップグレード料金を受け付けのタイミングと路線によって異なる料金設定になるようです。

これによって東京⇔沖縄間は14,000~15,000円と大幅アップ。当日UG狙いの修行僧には厳しい変更です。
もちろんすべての路線が値上げする訳ではなく、例えば東京⇔札幌は14,000~15,000円と大幅アップしますが、東京⇔函館・釧路などは7,000~8,000円と値下げです。

また、東京⇔大阪は10,000~11,000円と値上げなのに対して、更に距離のある東京⇔高知は7,000~8,000円と値下げ。
ざっくりと料金表を見ると人気路線は距離が短くても値上げしているようですね。

2018年春 プレミアムクラスのご利用がより便利になります|プレスリリース|ANAグループ企業情報

シート

シートは全部で6種類あります。私が利用したことがあるのは一番下の2種類だけです。
真ん中右は国際線機材のシートなので、国内線でビジネスクラスが体験できるとってもお得なシートですね。
新型シート(一番上の右)には個人モニターも設置されているようです。退屈知らずの空の旅になりそうですね。

シートピッチは全て50インチ(約127センチ)、国際線機材のシート(真ん中右)57インチ(約145センチ)と、他のシートより広めになっています。

食事・飲み物

2017年10月29日より、羽田発着の一部の路線(羽田⇔伊丹・新千歳・福岡・沖縄(那覇))のメニューが一新され、こだわりの器に盛り付けた食事になりました。
残念ながら、その他の路線は今まで通りのお弁当スタイルのようです。

ANAのプレミアムクラスで残念だと思うのは、飲み物がシャンパンではなくスパークリングワインだという点です。
これは国際線のプレミアムエコノミーでもそうなんですが、JALは国内線ファーストクラス、国際線プレミアムエコノミーともにシャンパンを提供してるんですよね。
ANAも改善して欲しいなぁ。

感想

最後にプレミアムクラスに搭乗したのが3年前、その頃はブログも書いてないし陸マイラー活動もしていませんでした。なので、SFC修行時にはそこそこプレミアムクラスに搭乗したのに写真が一枚もないんですよね。

今回JALファーストクラスに搭乗する際、ANAのプレミアムクラスにも乗ってみようとアップグレードを試みたのですが、みごと玉砕。最近の様子を伝えることができませんでした。
次回チャンスがあれば、搭乗して記事を更新したいと思います。

東京に遊びに行くのに久しぶりにANAに搭乗しました。今年はJGC修行でずっとJALだったので、ANAで飛ぶのは年始以来。思い切ってプレミアムクラスを購入しようか悩んだけど、1時間のフライトにしては高いなぁと悩み、アップグレードポイントを使って当日UG出来ることを祈りつつ普通席を購入。果たして結果は…?当日アップグレード航空券を購入したのは搭乗の2週間前。この時点でプレミアムクラスの空席は▲だったので9席以上。これなら当日UGポイントを使ってプレミアムクラスにUG出来るかも?と思い、普通席を購入しました。SFC取得後...
久しぶりにANAで東京へ。プレミアムクラスへの当日アップグレードは… - マイルジャーニー

なのでここでは3年前の感想を。
プラチナ達成翌年の搭乗で、貰ったUG(アップグレード)ポイントを有効に活用する方法が見つからず、当時は今よりお手軽に当日UGできたので、UGポイントを使ってプレミアムクラスに乗りました。

確かに快適だし、食事を楽しみながら優雅な空の旅ができますが、伊丹⇔羽田などの短距離路線では、サービスもあわただしいので必要ないかな?
SFC取得後は普通席でも空港でANA LOUNGEを利用できることを考えると、ほとんどメリットがありません。せめてANA SUITE LOUNGEを利用できるのであれば、搭乗しようと思うのですが…

しかも、当日現金でUGする場合は9,000円(2018年3月31日搭乗分まで)、4年前から比べると2,000円アップです。これはちょっと高すぎると思っていたのに、2018年4月からは路線によって変動することになり、羽田⇔沖縄線は14,000~15,000円と4年前の倍です。
料金アップの分、サービスが向上しているのならいいのですが、先にも述べたようにANAではシャンパンではなくスパークリングワインの提供だし…
羽田発着の一部の路線では食事も改善されていますが、地方発着は改善なしで価格アップ。さらなる改善を望みます。

JALファーストクラス

サービス概要

JAL国内線ファーストクラスは2007年12月にサービスが開始されました。
主な特典は次の通り。

  • 区間マイルの50%加算
  • 食事とアルコールを含む飲み物の提供
  • 空港での専用チェックインカウンター・ラウンジ・専用保安検査場の利用
  • 預入れ荷物は1個当たり32kg、合計45kgまで無料
  • 機内への優先搭乗
  • スリッパや高性能ヘッドフォンなどのアメニティ
  • 搭乗後、預入れ荷物を優先的に引き渡し

私自身が特に嬉しいと思うのは、通常ダイヤモンド・JGCプレミア会員しか利用することができないダイヤモンド・プレミアラウンジが利用できることです。

導入路線

現在のところ導入路線は下記4路線のみ。

  • 東京(羽田)-福岡
  • 東京(羽田)-札幌(新千歳)
  • 東京(羽田)-大阪(伊丹)
  • 東京(羽田)-沖縄(那覇)

ANAのプレミアムクラスと比べると少なすぎます。
しかも、羽田⇔福岡・大阪・札幌は全便ファーストクラスが導入されていますが(札幌は朝一の便のみ設定なし)、羽田⇔沖縄は2~4便(時期によって変動)のみ。
一番長距離である羽田⇔那覇の設定が少なすぎます。修行僧対策か?

伊丹⇔那覇・札幌など、関西からの長距離路線にも導入して欲しいです。

当日アップグレード

搭乗当日、出発空港にてファーストクラスに空席がある場合に限り1区間プラス8,000円にてすべての運賃でアップグレード可能です。
今後はANAのように、路線ごとに料金を変更することになるのでしょうか?

シート

シートは3種類。
上記写真のシートはリニューアルされたボーイング777-200機材になります。
シートピッチ約130センチ、シート幅約53cmとゆったり。本革シートは座りごこちも抜群でした。
サイドテーブルも広々なので、隣の人と奪い合う必要がありません(笑)
リニューアル前のシートと多く変わったのは隣のシートとの間にあるプライバシーパティションくらいでしょうか?

食事・飲み物

食事は1種類のみ。羽田発便は洋食でした。
アペタイザー:
和牛サーロインのプレゼ、柚子胡椒ソース、パンプキンサラダ、彩り野菜のシュリンプサラダ
メイン:
サーモンのクリームソース、ローストポテト、シメジのソテー
プチパン、バター
茶菓:ペイストリースナッフルス

きちんとしたカトラリーで提供される食事は高級感があって美味しく感じます(笑)
アルコールも日本酒、シャンパン、ワイン、焼酎など一通りそろっています。

感想

ファーストクラスに搭乗すると、もちろん機内でのサービスも楽しみですが、空港ラウンジもワンランク上のダイヤモンド・プレミアラウンジが利用できるのが嬉しいです。
当日UGは8,000円と高めですが、ラウンジも楽しめるのであれば利用価値はあるかな?と思います。

とは言っても、羽田⇔伊丹の短距離路線では機内でのサービスを満喫できないので、これ以外の路線での利用をおススメします。私も次回は羽田⇔那覇で利用してみたいと思っています。

残念なのは、導入路線が羽田発着の4路線のみという点。
確か2012年8月に羽田⇔那覇線にファーストクラスが導入されて以降、新たな路線への導入は無いんですよね。

サービスがなかなか追いつかないのかもしれませんが、新たな路線への導入に期待が高まります。

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まとめ

ANAのプレミアムクラス、私が修行をしていた4年前は7,000円プラスで当日アップグレードできたのに、それが8,000円になり、遂には9,000円!そして2018年4月からは路線ごとに異なる料金に変更します。
果たしてそんなに払う価値があるのか疑問です。

シートもサービス(食事や飲み物)も大きく改善された訳でもないし、空港ラウンジも利用出来るのはANA LOUNGEのみ。なのになぜ料金だけが上がっていくのか…?

SFCを持っていたら普通席でもANA LOUNGEを利用出来るので、わざわざ高いお金払ってプレミアムクラスに搭乗するメリットを感じません。

JALのファーストクラスは今のところ羽田発着の4路線のみなので、関西在住の私には搭乗する機会が少ないです。
伊丹⇔羽田はサービス提供時間が短く、ファーストクラスを堪能できないので今後利用することはないと思います。関西から沖縄や札幌など長距離路線に導入されたら是非とも乗ってみたいです。

JALのファーストクラスは空港ラウンジもサクララウンジの一つ上のラウンジ、ダイヤモンド・プレミアラウンジが利用出来ます。
ANAのプレミアムクラスもANA SUITE LOUNGEを利用出来るようになればいいのになぁ。そうすればSUITE LOUNGE目当てでプレミアムクラスに乗るのに。
でも、プレミアムクラスは導入路線が多いので、SUITE LOUNGEを利用出来るようにすると混雑してしまい、ダイヤモンド会員からクレームが来るのかもしれませんね。

更新日:2019-8-22ANAとJAL、比較してみよう!第4弾。短いフライトでもやっぱり快適に過ごしたい!旅や出張、上級会員になるための修行でもよく使う国内線。飛行機での旅を快適にしてくれる、国内線シート編です。国内線座席シートの種類ANAはプレミアムクラスと普通席の2種類、JALはファーストクラス、クラスJ、普通席の3種類のシートがあります。それぞれ機材によってシートも異なりますが、今回はいずれのシートも最新機材で比較します。その前に、シートピッチの定義を説明しますね。シートピッチとは前の座席の背もたれから後...
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SFCとJGCを取得。快適旅ライフを送るべく、陸マイル活動を頑張っています。旅やマイルについて気ままに綴っています。 詳しくはこちらをご覧ください。