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石垣島から日帰り黒島サイクリング。のんびりした時間に癒される

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人口約220人に対して牛の数は3,000頭を超え「牛の島」の愛称で親しまれ、空から見た島がハート型に見えることから「ハートアイランド」とも呼ばれている黒島に行ってきました。

アクセス

石垣港離島ターミナルから高速艇で約30分。2023年2月時点の料金及び時刻表は以下のとおり。
時刻表は季節によって変更するので、詳しくは安栄観光のWebサイトでご確認ください。

片道往復
大人※中学生以上1,510円2,910円
小人※小学生770円1,480円
障碍者割引930円1,860円
石垣発黒島発
7:509:25
13:00(竹富経由)13:50
16:0017:25

今回は安栄観光の「黒島サイクリングコース」を利用しました。
石垣島⇔黒島の往復船代とレンタサイクルがセットになったプラン。指定ホテルから石垣港までの送迎もあります。
通常料金は4,100円ですがネット予約すると3,690円に割引されるんですが、天気予報を確認してから行くかどうかを決めたかったので直前まで悩んでいたらネットからの予約の期限が切れてしまい(たぶん4日くらい前7じゃないとネットでは予約出来ません)、前日にフェリーターミナルの窓口で予約しました。
日帰りツアーになるので全国旅行支援が使えお得でした。ちなみにネット予約で旅行支援を使うと2,960円、離島ターミナルのカウンター又は電話予約だと3,280円ホテルチェックイン時に貰ったクーポンは利用不可でした。

黒島サイクリングコース

通常料金:4,100円
ホームページ予約:3,690円(いずれも全国旅行支援割引含まず)
出発時間:7:50または13:00(集合時間は出発の15分前)
スケジュール:石垣港⇒黒島港⇒レンタルショップ⇒フリータイム⇒黒島港⇒石垣港

ツアーといっても添乗員がいる訳でも団体行動する訳でもありません。指定ホテル⇔石垣港の送迎はあるけど、それ以外は全てフリー。帰りの船も好きな時間に乗船できます。レンタルショップへは港へ到着後、レンタルショップの送迎車で向かいます。我が家はホテルからの送迎を利用しなかったので、ツアー感はゼロでした。
ホテル送迎バスの時刻表は安栄観光のWebサイトで確認してください。

往路の船は小さい船。しかもこの日は風が強く竹富島まではあまり揺れなかったけど、竹富島から黒島までは結構揺れました。念のため酔い止めを飲んでおいてよかったです。

黒島マップ

レンタサイクルショップ「まっちゃんおばーレンタサイクル」で地図をゲット。
この地図を頼りに島を周ります。お店の人曰く、一周すると3時間くらいとのこと。
ちなみに、コースに含まれているレンタサイクルは普通の自転車ですが、追加料金(確か1,000円だったと思います)を支払えば電動アシスト付き自転車に変更できます。
黒島は周囲12.6km、隆起サンゴ礁で形成されたほぼ平坦な島なので、我が家は自転車のアップグレードはしませんでした。

サイクリングスタート

この日は東筋でお祭りが行われているとレンタルショップで情報をゲットしたので、まずは東地区を目指して進みます。

黒島展望台

ショップからスタートし、東筋地区への途中、黒島の真ん中にある展望台。
渦を巻いたような独特な形をしていますが、高さは約10mとそれほど高くありません。

でも、黒島は山の無い平坦な島なので、頂上から島を360°見渡せます。

雲が多くて写真ではわかりにくいですが、肉眼では西表島、竹富島、石垣島が見えました。
展望台から眺めると、本当に平坦な島だってことが分かります。

東筋の旧正月大綱引き

レンタルショップの情報通り、東地区では旧正月を祝うお祭りが行われていました。
五穀豊穣、家内安全を祈願して行われる大綱引き。
正月ユンタの歌や踊り、武者によるツナノミン(写真の催し)のあと、集落の人たちや観光客も入り混じっての大綱引き。

「入って、入ってー。これで勝ったら宝くじに当たるよー。」との村人の呼びかけに我が家も後方で参加。
掛け声に合わせてがんばって綱を引いたんですが、残念ながら負けてしまいました。でも、楽しかったー。
30分くらい祭りを楽しんだら、サイクリング再開です。

たま商店

村唯一の商店。ここで飲み物を調達しました。
飲食店も島には4店舗しかないので、行きたい場合は事前に営業時間を確認しておいた方が無難です。

自転車で走っていると牛さんたちがお食事中。
この日はお祭りで牧場の人たちが外出しているためか、放牧されている牛が少なかったような気がします。牛舎の中にたくさんの牛がいるのは見かけたけれど、放牧場ではあまり見かけませんでした。
島中に牛がいるイメージだったんだけどなぁ。ちょっと残念。

津波石

1771年の八重山地震の大津波で海からここまで流されてきた石。
津波の遡上高(陸を駆け上った高さ)は黒島で5mにもなったそう。自然の力って怖いけど、その石の上で力強く生きる木の生命力に感動します。

迎里御嶽

黒島のシュノーケルスポット、仲本海岸の少し北側にある御嶽。
豊年祭の時に成功を祈願する御嶽で、黒島の八嶽の一つ。
神聖な場所なので立ち入り禁止。厳かな空気が漂っていたような気がします。

そのすぐそばには夫婦ガジュマルが。立派で見応えあり。更にすぐ近くに夫婦ヤラブもあり、その大きさに圧倒されました。
目の前には海が広がっているんですが、逆光で海の色が綺麗に見えなかったのが残念。

伊古桟橋

2005年に国の有形文化財に登録された伊古桟橋。今は使用されていませんが、石垣島からの船が行き来していたそうです。
海に向かってまっすぐに延びる桟橋は全長が354mもあるので、満潮時に訪れると海の上を歩いているような気分が味わえます。
石垣島からの船が到着した頃はちょうど干潮だったため、島を一周してからもう一度戻ってきました。流石に満潮になるまでは待てませんでしたが、潮が引いている時とは違い、絶景でした。

干潮時はちょっと残念な感じ。
思い描いていた風景と違い、がっかりして歩いていく元気がなかったので、この時は自転車で先端まで行きました。みなさん歩いていたので、ちょっとズルした気分でした。

桟橋の麓の東屋には牛のベンチが。さすが「牛の島」の愛称で親しまれる黒島ならではですね。

まとめ

島を一周するのに3時間くらいとレンタルショップのスタッフは言っていたけど、実際には2時間半もあれば回れました。
東筋のお祭りを30分くらい見ていたので、それが無かったらもっと時間はかからなかったかも。
小さくて平坦な島なので電動アシスト付き自転車じゃなくても大丈夫でしたが、さすがに2時間も自転車をこいでいると疲れました。
でも、のんびりとした時間や時折見かける牛、たまにクジャクもいて楽しいサイクリングでした。

黒島で人気のビーチ、仲本海岸にも行ったのですが、午後は逆光になるため海の綺麗さがいまいちだったのが残念。海の透明度が抜群で美しいサンゴ礁や熱帯魚が見れるそうなので、夏にシュノーケルに訪れたいな。

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旅のなか

SFCとJGCを取得。快適旅ライフを送るべく、陸マイル活動を頑張っています。旅やマイルについて気ままに綴っています。 詳しくはこちらをご覧ください。