Categories: ホテル青森

青森県、蔦温泉宿泊記。お部屋やお風呂、食事など。

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未踏の地、東北の青森『奥入瀬渓流』に行こうと決め、宿泊先を検討。
星野リゾートに泊まってみたいけど、紅葉の時期はお値段が上がり、我が家には予算オーバー(涙)。
十和田湖周辺に宿泊しようかと思うものの、これと言う宿が見つからない。
そんな時、たまたま見つけたのが蔦温泉。奥入瀬渓流の石ヶ戸までは約20分くらいかかるけれど、ここにしよう!

アクセス

青森県の中心、南八甲田の中腹にある温泉。
青森空港からあちこち寄り道しながらのんびりドライブして約5時間、寄り道なしだと1時間半くらいあれば到着すると思います。

八甲田山を越えて蔦温泉に向かう途中の山の紅葉がとっても綺麗でした。
この辺りの木々は真っ赤に染まるというよりは黄色に染まるんですね。

青森県の奥入瀬渓流入口の近くに佇む一軒宿。日本でも珍しい足元から湧き出てくる秘湯と清らかな水が流れる大自然の息吹を感じながら、どこか懐かしいひとときをお過ごしください。
蔦温泉旅館【公式】|青森県 十和田|宿泊 日帰り温泉 - 

ロビー及び館内

入口を入って右側がフロント、フロント左の階段を上がると本館、左の廊下を進んだ先にある階段を上がると西館になります。

入口左側にあるラウンジでチェックイン。その隣には宿泊者が自由に使えるラウンジがあります。

宿の入り口にはアントニオ猪木さんが書いた碑があります。この宿の常連客だそうです。

お部屋

西館2階の和室、10畳。
お部屋からは蔦七沼の森が見えます。
テレビ、冷蔵庫、セーフティボックス、無料WiFi完備。冷蔵庫には蔦の森で汲んだ湧き水が入っていました。とっても美味しかったです。

写真はぶれていますが、トイレと洗面台付き。お風呂はありません。

部屋のテーブルの上にガムテープが置いてありました。何かな?と思い見ると、「この時期カメムシが発生します。潰すと嫌な臭いがするので、見つけたらガムテープでそっと捕まえてください。」とのこと。ムシは苦手では無いですが、知らない内に潰してたら嫌だなぁと思っていたけれど、幸い滞在中に部屋の中では見かけませんでした。

お風呂

日本でも数少ない、足元からぷくぷくとお湯が湧き出し、空気に触れていない『源泉湧き流し』の温泉。
源泉の上に浴槽があり、ブナ材を使用した湯船の底板から温泉が湧き出してきます。
温度調節のため、蔦の森の湧水を入れているそうです。

久安の湯

蔦温泉ウェブサイトから

男女入替制の湯。昔は旅館棟専用の混浴風呂だったそう。
現在は時間入れ替え制にて男女それぞれに利用できるようになっています。
久安の湯にはシャワーなどの設備はありません。水風呂とかけ湯があるのみ。
身体を洗うスペースはありますが、広くないし仕切られていないので身体や髪を洗うのはもう一つの湯「泉響の湯」の方がいいです。

【男女別時間帯利用】
女性:10時~12時・2130分~翌朝8
男性:13時~21

泉響の湯

天井が高くて開放感のあるお風呂。
かつては湯治棟専用の混浴風呂で、4m×8mという大浴場でしたが、平成8 年(1996)に改築し現在のように男女別のお風呂になりました。

男性用のお風呂には水風呂がありますが、女性用には水風呂はありません。
こちらの湯にはシャワーがあり、シャンプー、コンディショナー、ボディーソープ、洗顔料などが用意されています。

脱衣所にはメイク落とし、洗顔料、化粧水、乳液などが用意されているので、手ぶらでOKです。

【利用時間】10時~翌日9時(9時から10時の間は清掃の為利用できません。)

こちらは時間帯によって日帰り入浴が可能です。
【日帰り入浴利用時間】7時~9時(8:30受付終了)、10時 ~ 16時(15:30受付終了)

このほかにも貸し切り風呂があります。

夕食

夕食は西館1階のレストランで。
6時と6時半スタートが選べたので6時半からでお願いしました。

前菜(左)とお造り(右)。
前菜はどれも始めての物ばかりでしたが、とても美味しかったです。特に「鮭のいずし」が美味。
お造りは蔦沼の朝もやをイメージしたというドライアイスの演出。

イワナの串焼き(左)と郷土料理のせんべい汁(右)。
このイワナは絶品でした。川魚ってちょっと癖があって苦手だったのですが、このイワナは本当に美味しかったです。
B級グルメで有名なせんべい汁は可もなく不可もなく…

スタッフの方に地酒のおすすめを聞いて「八甲田おろし大吟醸酒」を飲んだのですが、これが絶品。
ほんのり甘くてとっても美味しいお酒で、お料理にも合うのでお酒がすすむすすむ。

この他にも小川原湖牛のローストや豆乳味噌焼き、デザートがあったのですが、お酒を飲んで良い気分だったようで写真撮り忘れ。
とても美味しくて楽しい夕食でした。

朝食

朝食は7:00〜9:00まで、夕食と同じレストランで地元食材をふんだんに使ったバイキング。

各種漬物にとろろやサラダ。

温泉卵にイカメンチ(イカ団子?)、蒸し野菜に蒸籠ご飯。
このほかにソーセージやベーコンなどの洋食やエッグステーション、リンゴジュースや牧場牛乳などもありました。

こちらが私の朝食。
とっても美味しくて朝からもりもり食べました。

まとめ

紅葉時期で少しお値段高めだったのですが、とっても快適なお宿でした。
朝7時から9時、10時から16時までは日帰り入浴があるので混みあう時間帯もありますが、夜は宿泊者のみの利用なので、混雑することなくゆっくりと温泉を堪能できます。

また、駐車場は日帰り入浴の利用者や蔦の森散策の観光客で満車になる時間帯もありますが、宿泊者は専用の駐車場があるので安心です。

特に紅葉シーズンは蔦沼の朝焼けを見ようと早朝からたくさんの観光客が押し寄せて、駐車場は満車、周辺の道路は路駐の嵐なのでここに宿泊すると駐車場の心配をすることなく「蔦6沼散策」や「蔦沼の朝焼け」を堪能できました。

なにより宿のスタッフはみんな親切でとても快適な滞在が出来きました。
今度は新緑の季節に宿泊してみたいな。

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旅のなか

SFCとJGCを取得。快適旅ライフを送るべく、陸マイル活動を頑張っています。旅やマイルについて気ままに綴っています。 詳しくはこちらをご覧ください。