長崎の雲仙温泉に行くのに航空券を調べると、長崎着は高いけど熊本着なら安い。
熊本の天草からフェリーに乗れば雲仙はすぐそこなので、熊本からドライブすることに。
それなら！と、以前から行きたかった天草にある天空の鳥居と呼ばれている倉岳神社に行くことに。
帰りはぐるっと長崎から佐賀と福岡を横断し、途中寄り道しながら帰ってきました。
日本の渚百選・夕日百選に選ばれた、砂紋が美しい有明海の干潟、御輿来海岸から車で10分くらいのところにある海中道路。
満潮時には海に沈んでしまう不思議な道は 、住吉漁業協同組合が管理している施設。
有明海は遠浅のため、船を港につけることができなかったので海の上に道を造り、干潮時に沖に停泊した船と港との間とを行き来できるようにしたものだそう。
そのため、この道路を通行できるのは漁業関係者のみ。一般の人は立ち入り禁止なので、海岸から絶景を楽しみましょう。
自転車のおじさんは海苔の養殖場に向かってるのかな？
有明海は干満の差が最大6ｍもあるので、潮の満ち引きで景色が一変。
訪れたのは満潮から干潮へと向かう途中だったため、道の先の方は海に沈んでいたけど、手前は完全に干上がってました。
ずらーっと続く電柱は圧巻。その先には雲仙普賢岳が望めます。
天草の海に浮かぶ島々を一望できる、漁師と海の安全を祈願して建てられた神社。
「天空の鳥居」と呼ばれ、人気があります。
ここまでの山道は狭いので、対向車には十分注意しましょう。
標高682ｍ、天草諸島最高峰の倉岳山頂にあるので、眼下には海と島の絶景が広がります。
八代海や有明海、天草諸島はもちろんのこと、芦北や八代平野、宇土半島まで見渡せる360度のパノラマビュー 。
天気が良くて最高に気持ちのいい場所でした。
硫黄の香りが立ち込め、地底から噴き出す蒸気と熱気があたり一面を覆いつくす光景から雲仙地獄と呼ばれています。
ここはキリシタンが殉教したことでも有名です。
雲仙地獄の湯けむりの正体は、海底のマグマ溜りから発生した高温高圧のガスが
岩盤の裂目を通って上昇し、化学変化を起こし高温熱水となり、その熱水の沸騰により生じたガスが激しい噴気となって現れたもの。
エネルギー源は島原半島の西部に位置する橘湾の海底マグマだと言われています。
古湯と新湯の間一帯が雲仙地獄です。
噴気活動は西から東に移動していると考えられていて、旧八幡地獄は現在では軽微な活動に落ち着いています。
温泉が動いているって面白いな。
雲仙地獄はにゃんこ天国。
たくさんの猫が敷地のあちこちで幸せそうにくつろいでます。
そして観光客が食べる温泉卵のおこぼれを狙ってます。どの猫も人懐っこくて可愛い。癒されました。
温泉神社と書いてうんぜんじんじゃと読みます。「温泉」が転じて「雲仙」になったとか。
創建は大宝元年（701年）、長崎県で最古のお社。
島原半島には「温泉神社」という名前の神社が点在していますが、こちらは総本宮。雲仙地獄に隣接しています。
名物は、拝殿奥にそびえる樹齢200年の「夫婦柿」、温泉神社のパワースポット。
ご利益は「恋愛成就・子孫繁栄」。11月になると柿の実がたわわに実るそう。
御朱印を頂きました。湯煙が上がる雲仙の山のスタンプが良い感じ。
こちらでは温泉神社の他、普賢神社、妙見神社の御朱印も頂けます。
長崎市のランドマーク、夜景スポットとしても有名です。
標高は333ｍとそんなに高くないですが、他に遮るものがないので、市内を一望できます。
遠くに平和公園の「平和祈念像」も見えました。
稲佐山展望台への主なアクセス方法は次の3つ。
山頂には有料の駐車場がありますが、駐車台数が40台くらいと少ないので週末は満車になりやすいようです。
中腹駐車場は無料で駐車でき、また500台くらい駐車できます。
中腹駐車場からは2020年1月末に新しく「長崎稲佐山スロープカー」が運行開始しました。
山頂展望台まで約8分、往復500円で乗車できます。
我が家は中腹駐車場からのんびり15分くらい歩いて山頂まで行きました。
福岡県久留米市にある高良山の山頂近くにある高良大社。
山全体が神域として大切にされています。
山頂まで車で行くことができますが、麓には昔からの石段で出来た参道があり、ここから登っていく人もいます。
私は写真を撮っただけで、車で山頂まで登ったのですが、たまたま降りてきた人に聞くと、山頂まで30分くらいだそうです。
深い緑の木々に追われた神聖な石段、時間と体力があれば登ってみたかったな。
境内からは久留米市内を一望。
参道の横には展望台もあります。
こちらでも御朱印を頂きました。
熊本、長崎、そしてちょこっと福岡とあわただしいドライブ旅だったけど、お天気にも恵まれ、絶景を堪能できました。
世界遺産、「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」や長崎の出島など、他にも訪れたい場所はたくさん。
ぜひとも再訪したいです。