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会津東山温泉『くつろぎ宿新滝』宿泊記。お部屋や温泉、食事など

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福島県会津若松にある会津東山温泉に行ってきました。
昔ながらの温泉街って感じで、立ち寄ってはいないけど旅館の近くには射的場や温泉街を流れる湯川を眺めながら足湯ができる足湯処、温泉神社もあります。

アクセス

会津若松市内から車で10分くらいのところにある東山温泉。約1300年前に発見されたと言われている歴史のある温泉郷です。
温泉街にコンビニはなく、一番近いところでも車で5分くらいかかります。
宿は温泉街を流れる湯川のそばにあるので景観がいいけれど、その分温泉街の道は少し狭いので注意が必要です。
駅からの無料送迎サービスはありませんが、周遊バスに乗り「東山温泉駅」で下車、徒歩3分なので車がなくても大丈夫。

ロビー

入口入って右側にレセプション、正面がお酒やおみやげが売ってる売店。売店とレセプションの間にエレベーター。
レセプションの右奥に進んでいくと大浴場、さらにその奥に朝食会場のレストラン「會 -KAI-」があります。

入口一左側にはゆったりとしたソファー。ロビーの奥に進んでいくと宿泊客が利用できるラウンジや卓球コーナーがあります。

お部屋

ドアを開けると小上がり。右が部屋の扉、奥がトイレ、左奥に洗面台。

シンクはコンパクトだけど小物類を置く場所もあって使い勝手〇。

アメニティは男性・女性用の化粧水・乳液・洗顔料の他、歯ブラシやブラシ、シェーバーなど過不足なく揃ってます。
大浴場にも基礎化粧品は揃っていて、そっちのを使っていたので、部屋の化粧水とかは使わなかったな。

トイレはもちろん温水洗浄便座で快適。

お部屋は二間続きの和洋室、ツインベッドルームと和室10畳。ベッドルームにはソファーがあるので、畳でくつろいだり、ソファーでまったりしたり、二人には十分すぎる広さ。
ベッドルームにも和室にもそれぞれテレビがあるので、もし見たい番組がかぶっても心配無用。って、温泉に来てまでテレビに夢中にはならないか。
窓からは渓流が見えますが、湯川の向こう側には普通の民家があるのでカーテンを開けっぱなしにしておくのは少し躊躇しました。また、ベランダがあるんだけど、虫が入ってくるので窓は開けないで欲しいと宿からお願いがありました。

窓際から見た部屋の様子。和室の窓の向こうには他の部屋が続いているので、基本カーテンは閉めていました。

窓際にはメイクコーナーや冷蔵庫など。冷蔵庫の中身はからっぽ。
おしぼりやポットには氷が入った冷たいお水がスタンバイ。電気ケトルにグラス、栓抜きなどのカトラリーも一通りそろっています。

クローゼットの中にはタオルや浴衣、温泉に行くときに便利なバッグ、セーフティボックスなど。

温泉

新滝の温泉は3か所、すべて源泉かけ流し。
男女別の内湯と露天風呂がある「猿の湯」と「わたり湯」(時間帯による男女の入替なし)、時間帯によって男女入替制や貸し切りになる「千年の湯」。
また、徒歩4分くらいのところにある姉妹館「千代滝」の2か所のお風呂も利用できるので、男女入替を含めると全部で6か所のお湯を楽しむことが可能です。

猿の湯

ロビーから一番遠いところにある「猿の湯」。山側にあり、周りが塀で囲まれているので景観はありません。
広々とした内湯と露天は岩風呂。
利用時間:15:00〜24:30、5:30〜11:00
ただし、翌朝ご飯の後に通りかかった時は10時でしたが、清掃のため利用不可となっていました。

わたり湯

昔ながらの湯治湯を現代風にアレンジしたヒノキを使用したお風呂。湯川のすぐそばにあるので、お風呂に入っていると川のせせらぎか聞こえてきます。
ただ、残念ながら女湯は半露天、周りを囲まれているのでほぼ景色は見えません。上下開放されているところもあるので、少しは向かいの山など見えるけど、川面は見えません。湯川の向こうには普通の住宅があるので仕方ないのだけど、ちょっと残念。
男湯の露天風呂は開放的で川面が見え、景観が良いそう。

千年の湯

地下一階にあるのが千年の湯。こちらの温泉は時間帯によって男女入替、貸し切りとなります。
また、千年の湯には洗い場(シャワーやカラン、シャンプー等)がないので、頭や体を洗いたい時は他の二つの温泉を利用しましょう。

15:00〜18:5019:00〜23:505:30〜11:00
自噴・天然岩風呂男性貸し切り女性
露天風呂女性貸し切り男性

貸し切り時の利用料金はお風呂によって料金が異なります。
自噴・天然岩風呂は50分/1,000円、露天風呂は25分/1,000円です。

露天風呂

大理石の内風呂と湯川に面した露天風呂。
湯川の対岸には民家があるので、残念ながらすだれがおりているけど、お風呂の端まで行くと湯川を望めます。
景色は良く見えなくても、ゆったりお湯につかりながら川のせせらぎを聞いているだけでも十分癒されます。

自噴・天然岩風呂

天然自噴岩盤をそのまま生かした岩風呂は、足元湧出の温泉。ただ、はっきりとここからお湯が噴き出している!とは分かりませんでした。
以前、蔦温泉に宿泊した時は、気泡がポコポコ上がってきて、足元から温泉が噴き出しているのがよく分かったんだけどなぁ。
浴槽は少し深めなので、背の低い人はゆっくり座って入浴するのは無理かも?

ラウンジ

ロビー左奥には15:00から22:00、7:30〜11:00の間、宿泊者が自由に使えるラウンジがあり、コーヒーや紅茶等を自由に楽しむことができます。

ゆったりしたソファ席の他、囲炉裏席やいす席も。ライブラリーにもなっているので、会津にまつわる本や旅のヒントになる本などを楽しむこともできます。

15:00〜22:00間は梅酒や米焼酎、日本酒といったアルコールの提供も。
コーヒーやアップルジュースなどは一日中楽しめます。

飲み物の他にせんべいやチョコなどちょっとしたおつまみもあるのが嬉しい。

ラウンジの隣には無料で利用できる卓球コーナーも。
入口横の壁にホワイトボードがあるので、利用したい時間の横に部屋番号を記入して予約、利用できます。夕方ラウンジに行ったとき、子供たちが楽しそうにプレイしていました。

食事

夕食

夕食は2階のメインダイニング「花まつり」にて創作会津郷土料理を。
先付け、お造り、旬の生野菜、小鉢、メインの国産牛の陶板焼きは既にスタンバイ。お肉は程よくサシがはいっていて、柔らかくて美味しかったです。
知らなかったんだけど、福島は湯葉が有名なようで、お造りには生湯葉もありました。

食事が少し進んだところで煮物(粒そばとフキの炊き合わせ)、凌ぎ(肉豆腐)、平椀(こづゆ:会津の郷土料理)がやってきました。こづゆはお正月や冠婚葬祭時にいただくおもてなし料理。干し貝柱でだしを取り、縁起が良いように7または9種類の具材を加えるそうです。あっさりとして箸休めにちょうど良かったです。

最後に焼物(サーモンのみそ焼き、豚の角煮添え)、ご飯、キノコ汁、お漬物。
ご飯は白米、玄米、枝豆とコーンの炊き込みご飯から選べました。
食事に合わせてビールと地元福島の日本酒を頂き、お腹がはちきれそう。デザートはとても入りそうになかったので、部屋に持ち帰ってお風呂上りに頂きました。

朝食

朝食は1階の「ダイニング會 KAI」にて。2021年3月にリニューアルしたとあって、明るく開放的でした。
お席は自由にとのことだったので、湯川が見える窓際のカウンター席へ。

朝食はビュッフェスタイル。温泉宿では普段家では食べない和朝食を食べるのが楽しみなので、ビュッフェはちょっと残念。
とはいえ、会津の地の物、玉こんにゃくや山芋、蕎麦などの他、カレーや、から揚げなど種類も豊富。

こんな感じでセレクト。ご飯は白米、玄米、御粥から選べます。
サラダをメインにふわふわの卵焼き、タケノコの煮物、牛肉のしぐれ煮、手作り豆腐などを頂きました。
デザートにフルーツ、チーズケーキ、ゼリーを頂きフィニッシュ。そんなに量は取ってないと思ってたけど、朝からお腹はちきれそうになりました。

まとめ

お風呂がたくさんあって、湯めぐりが楽しかったです。
「猿の湯」と「わたり湯」は男女入替はないけれど、「千年の湯」は入替制なので、姉妹館「千代滝」のお風呂も合わせると全部で6か所。さすがに全部は回れなかった。
「千代滝」には10階に展望露天風呂、2階に半露天風呂があり、今回は10階の展望露天風呂のみ訪れたんだけど、さすがに10階、風が強くて寒かった。でも、少しずつライトアップされてゆく街並みを眺めながらの露天風呂は最高に気持ち良かったです。

宿の周辺には射的場や温泉街を流れる川を眺めながら足湯ができる足湯処、温泉神社などもあるので、のんびり散策するのも良いかも?

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旅のなか

SFCとJGCを取得。快適旅ライフを送るべく、陸マイル活動を頑張っています。旅やマイルについて気ままに綴っています。 詳しくはこちらをご覧ください。