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香港街歩き。モンスターマンションやウォールアート、文武廟など&デモについて

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香港はグルメだけじゃなく、街歩きが楽しいスポットもたくさん。
今回は郊外には遠出せず、香港島と九龍島の主要スポットを巡ってきました。
訪れた10月半ば過ぎは日差しは強いけど日陰は涼しくて快適、観光のベストシーズン。
治安もよくて安心して旅できます。もちろん油断は禁物なので、満員電車では十分注意しましょう。
日本からSIMカードを準備していったので、道に迷うことなく散策できました。

SIMカード

今回はamazonで購入したSIMカードを日本から持参しました。
SIMを差し込むだけで接続。何の設定も必要ないので楽々です。
7日間有効で2GBまで利用可能。ただし、中国時間を基準として日数をカウントしているので、中国時間の23時にSIMカードを差し込むと1時間しか利用していなくても1日とカウントされます。
7日間利用したい場合は、利用開始時間に注意しましょう。
接続は基本3Gでしたが、グーグルマップを見たり、調べ物をしたりするのに何の問題もありませんでした。

モンスターマンション

MTR太古駅近くにある集合住宅。
映画「トランスフォーマー・ロストエイジ」の撮影場所として一躍有名になりました。
一時観光客が増えすぎて、撮影禁止になったそうですが、解禁されたとの情報をもとに訪れました。

コの字型に配置されたマンションは迫力満点。
赤や黄色など、カラフルに塗装されています。
お昼少し前に訪れたのですが、日差しがあまり差し込まず、少し暗い印象。
お昼過ぎの方が明るくてきれいに撮影できるかも?
でも、撮影解禁になったとはいえ、普通に生活されている方がたくさんいるので、静かに迷惑にならないように配慮しましょう。

ウォールアート

中環にあるカラフルなストリートアート。
一番人気は香港デザインの雑貨を扱う「G.O.D.」のお店の壁に描かれている、九龍城砦をイメージしたアート 。
人気スポットらしく、たくさんの人が入れ代わり立ち代わり、いろんなポーズで写真撮影していました。

一番左が香取慎吾さんのアート。シェリーストリートにある世界一長いミッドレベルエスカレーターの壁に描かれています。
そのほかにもたくさんのかわいいウォールアートがあるようですが、すべてを制覇することはできず。また次回に持ち越しです。

アベニューオブスターズ

尖沙咀の湾岸沿いに広がる歩道「アベニューオブスターズ」は長らく改修工事中でしたが、2019年1月末にリニューアルオープンしました。
10年前の渡香時は湾岸沿いにチェーンで囲まれて設置されていたブルース・リーはスターバックスの前に鎮座。
歩道に埋められていた香港スターたちの手形は湾岸の手すりにはめ込んでありました。

毎日20時から10分間行われる、光と音のナイトイベント「シンフォニー・オブ・ライツ」もここからなら綺麗に見えます。(残念ながら我が家は疲れ果てて20時まで待てず、早々にホテルに引きあげました。)
尖沙咀⇔中環、尖沙咀⇔湾仔を結ぶスターフェリーは3HKDくらいで乗車できてとってもお得。(平日と休日で料金が異なります)20時を狙えば船上から「シンフォニー・オブ・ライツ」を鑑賞することも可能です。
今回はスターフェリーに乗船する機会がなかったので、次回はリベンジです。

黄大仙祠(ウォンタイシン)

MTRの「観塘線黄大仙」駅から徒歩約3分の場所にある、年間約300万人もの人々が訪れるという香港最大のお寺で、香港で最も有名なパワースポット。
道教、仏教、儒教の3つが習合したお寺で、1921年に神のお告げにより、エネルギーがみなぎる現在の場所に移築されたといわれていて、必ず願いが叶うお寺と言われています。

正門には二体の麒麟の像が鎮座。
触ると体の悪いところや病気が治ると信じられています。

皆さん参道のお土産物屋さんで線香を購入し、熱心にお祈りされています。
我が家はうっかり買い忘れたのですが、線香に火をつける台のところに他の参拝客が残していったと思われる線香が置いてあったので、ありがたく使わせていただきました。

文武廟 (マンモウミウ)

上環の荷李活道(ハリウッド・ロード)沿いにある文武両道の神様が祀られた香港最古の寺院。
文学の神様「文昌帝君」と、三国志の英雄「関羽」として知られている武術の神様「関聖帝君」が祀られています。

頭上にはたくさんのぐるぐる線香が。
この大きなぐるぐる線香には、祀られている神への敬意を表するためのお清めの意味と、煙を絶やさないことで神への思いを絶やさないようにとの意味が込められているそうです。

デモについて

滞在中の日曜日、少し大きめのデモがありました。
事前に九龍から尖沙咀までデモ行進があるとネットで情報収集していたので、そこに近づかなければ大丈夫と油断していました。
香港島から旺角のホテルに帰ろうとMTRの駅にいくと、「尖沙咀」には止まらないとの表示が。
デモの影響が出始めているな、と思っていたけど、この時はそんなに深刻に考えていませんでした。
「尖沙咀」を通過した電車は「佐敦」で停車し、何やら中国語でアナウンスが。それを聞いて急に電車を降りる人が数名いたけど、特に気に留めることなく乗車していると、その後「油麻地」「旺角」「太子」を通過し「深水埗」でようやく停車。
反対行きの電車で「佐敦 」まで戻り、歩いて帰ろうと思っていたら、香港島まですべての駅を通過するとのこと。仕方ないので深水埗から歩いて帰りました。

ホテルに帰る途中に見かけたデモの様子。
どうやら九龍を出発したデモ隊は尖沙咀で止まらず、ネイザンロードを深水埗へ向けて移動しているもよう。
道路の真ん中で何か燃やしていたり、中国系のお店が破壊されていたり。
歩道に敷いてあるブロックを剥がして、道路に投げ散らかしているところも多数見かけました。

夜のネイザンロード。
ご飯を食べに出かけた時にちょっと見に行ったのですが、少し煙くて鼻とのどが痛くなりました。
催涙弾の影響かも。
しばらく眺めていると、太子駅方面から「シャワー!」と叫びながらデモ参加者たちが走ってきました。警察が放水でデモ隊を撃退していたようです。
かかわってはいけないと思い、とっととホテルに引き上げました。

ホテルでニュースを見ると、この日は夜遅くまで旺角と深水埗でデモ隊と警察の衝突がありました。
警察は放水や催涙弾でデモ隊を制圧しようとし、デモ隊は火炎瓶などで応戦。
ネイザンロードは長い間通行止めになっていました。

翌朝の様子。
旺角駅前の信号は破壊されていて、全く機能していませんでした。
MTRの駅の入口も封鎖されているところがあり、混雑していました。

デモが行き過ぎて暴徒化している人たちもいるのでは?という印象。
私たち観光客に被害が及ぶことはありませんが、十分注意が必要です。
デモ参加者は若者が中心で、上下黒の服に黒いマスク(白のマスクの人もちらほらいます)姿の人が多いので、香港に出かける予定がある人は、なるべく明るい色の服を着た方が良いかもしれません。

香港在住の日本人の方がブログやTwitterでデモの情報を発信してくれています。
滞在日にデモがないかチェックして、デモが行われる場合はその近辺に近づかないように十分注意しましょう。
デモは週末に行われることが多いので、どうしても旅行日程と被ってしまいがちですが、デモが行われている場所以外はとっても平穏な香港です。
気を付けていれば十分に楽しめると思います。
また、たびレジに登録しておくこともお勧めします。

まとめ

遠出しなくても香港島、九龍島だけでも十分楽しめます。
ビクトリアピークは前回行ったので、香港観光の王道だけど、今回は再訪せず。
他にもランタオ島や元朗など行きたい場所があったけど、バタバタするのは好きじゃないので、また次回に持ち越し。
その頃には平和な香港に戻っているといんだけど。

今はデモの影響で観光客が減っているので、ビクトリアピークや香港ディズニーランドも空いているとか。
ディズニー狙いなら今はチャンスかも?

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旅のなか

SFCとJGCを取得。快適旅ライフを送るべく、陸マイル活動を頑張っています。旅やマイルについて気ままに綴っています。 詳しくはこちらをご覧ください。

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